日中の株価チェックに注意

 プロの投資家である年金や投資信託の運用担当者であっても、株価のチェックを一日中しているわけではないといわれています。投資対象とする銘柄やそれにどれだけの金額を投資するのかなどを決めたら、後は発注するだけでその後一日中その銘柄の監視をつづけるなどということはないようです。むしろ年金や投資信託の運用担当者は、投資対象とする銘柄の調査や分析などに時間をかけたりすることのほうが多いようです。
 プロの投資家でもそうなのですから、一般の投資家の方は日中の株価の変動についてはあまり一喜一憂しても仕方がありません。一日に一回株価のチェックをすればそれで十分といえるでしょう。投資信託はおすすめのものを買うべきでしょう。
 さらに一般の投資家の方であれば、本来の仕事を別に持っているのが普通であろうと思われます。日中の株価のチェックを何度も繰り返していると、そのうちに仕事の最中であっても気になって気になって仕方がない、ということになります。トイレと称してこっそり株価のチェックをするようになると危険な兆候です。生活にゆとりや潤いを持つことが本来の株式投資の目的だったはずです。仕事が「主」で投資は「従」だったはずのものが、投資の結果が気になって本業に支障をきたしたのでは意味がありません。投資が原因で仕事がおろそかになったり、周りからの信頼を失ってしまったらもうどうにもなりません。
 くれぐれも本来の仕事に支障をきたさないような投資方法を習慣にするよう、強く心がけるようにしていただきたいと思います。

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投資の期間は

投資の期間については、どのように考えるのが良いでしょうか?投資の期間についえは、いろいろな考え方があってよいだろうと思います。投資の期間ついては一人ひとりで考えが異なってくるでしょう。各自の投資の目的が異なっていますので、それに伴って投資期間についても考えが異なってきます。「毎月のこずかいとして利益を得たいので株式投資を行う」のか、「数年以内に家のリフォームをしたいのでそのときの資金の足しにしたいので株式投資を行う」のか、あるいは「定年退職後の老後資金の足しにしたいので株式投資を行う」のかなど、その目的が違えばそれに伴って投資期間も異なってくることになります。
 また投資家の生活スタイルや性格などによっても異なってきます。「じっくりと長期保有により利益を出すことを目指す」投資家と、「デイトレードなど一時的な値動きによって利益をだすことを目指す」投資家ではやはりことなってきます。また毎日どのぐらいの時間を株式投資に費やすことができるかについてもそれぞれの投資家によって異なります。パソコンのモニターをチェックして短期的な値動きで利益を出そうとするデイトレードなどについては、忙しいサラリーマンなどには現実的ではありません。
 しかしなによりも重要なのは、自分の得意とする手法に基づいた期間で投資を行うということです。いろいろな投資方法を試してみて、自分にあった投資方法を見つけることができれば、それに従った投資期間がおのずと決まってくることになるでしょう。

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投資する銘柄数について

あなたはどのぐらいの数の銘柄に投資していますか?投資銘柄の数については、多ければよいとは限りません。「30銘柄以上」に投資しているという人もいるようですが、これだけの銘柄に投資してしまうと管理をするのも大変です。それぞれの銘柄について、常にチェックを怠ることができませんので投資のために必要な時間が膨大になってしまいます。投資信託の運用責任者や年金の運用担当者のようなプロならばともかく、一般の投資家であれば投資のことでいっぱいいっぱいとなる可能性が高いです。
 「5銘柄から10銘柄ぐらい」に投資しているというのが一般的な個人投資家の例でしょうか。このぐらいであれば忙しいサラリーマンでも管理することがかのうで、分散投資のメリットを得ることもできますので入門者、初心者の投資家にはこのぐらいからはじめることをお勧めします。
 「1銘柄、せいぜい2銘柄」というのは上級の投資家でしょうか。投資銘柄を絞ってしまうことには集中投資による危険性も付きまといます。日本航空や東京電力の例を見ればわかるでしょう。しかし、銘柄を絞ったほうがよりその銘柄について知識を深めたり、その銘柄の動きのクセなどを見つけたりといったことが可能になり、納得のいく売買をすることがしやすいといえるでしょう。
 銘柄の集中については確かに危険を伴いますが、ある程度の経験を積んで株式投資に自信ができてきて、銘柄分析にかける時間も確保できる上級者であれば一度検討してみてほしいと思います。

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出口戦略の重要性

株式投資においては、出口戦略が大切になります。出口戦略というのは、買った後のことをどのように考えているのか、ということになります。「株価が上昇して、利益を確定するときのことだけを考えている」というのでは、考え方が楽天的すぎます。いくら売買の経験が豊富で自身があったとしても、やはり株価が下がったときのことも考えておかなければなりません。いざ損をし始めてからあわてて考えるとなると、どうしても冷静に判断することが難しくなります。ですから事前にどれだけ株価が下落したら撤退を考えるのかという「損切りのライン」を決めておかなければなりません。
 逆に「損切りのライン」だけを決めているという場合、手堅い考え方であるとはいえますが、肝心の利益が出た場合の対応を決めていないので、せっかくの利食いのチャンスを逃してしまうという場合も出てきます。「損切り」はもちろんですが「利食い」についても難しいですので、必ず利食いの目標についても事前に決めておきたいです。
 仕掛けるのを「入り口」とすると利食いは「目標とする出口」になります。そして損切りは「緊急時の出口」ということになります。出口も非常口も確かめずに深入りしてしまうと、いざというときにパニックを起こしてしまって冷静な判断ができなくなる可能性があります。いざという前であれば冷静な判断が可能ですので、事前に「○○○円になったら利益確定」「○○○円に下がったら損切り」と決めておきましょう。

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株は恐怖心との戦い

株式投資において致命的な失敗をしてしまうというのは、どのような場合でしょうか。「この状態で放置したらすぐに取り返しがつかない状態になってしまう。」「今すぐ損切りしなければさらに損が拡大してしまいそうだ。」などと感じると、人は誰でも売買を急ごうとします。このような状況に陥った場合、冷静に判断するということは難しくなります。
 株価チャートを後から振り返ってみると、信じられないような株価の急上昇があったり、逆に信じられないような暴落があったりということが頻繁にあります。信じられないような株価の急上昇というのは、信用取引を使って売り注文を出していた投資家が上昇を目にしてあわてて買い戻そうとしたことが原因である場合が多いです。逆に暴落というのは、株価の下落を目にして損失の拡大に恐怖した投資家がなりふり構わず成り行きで持ち株を処分した場合が多いです。どちらについても「これ以上の損失には耐えられない」「自らの運用ルールに従って強制的なロスカットが行われた」という場面であり、皆窮地に追い込まれてやむを得ずに売買させらてしまったということになります。
 歴史的な安値というのが何度も現れるのは、「これ以上の損には耐えられない」という投資家の恐怖心によることが多いです。後から考えれば「なぜこんな場面で売買してしまったのだろう」とになります。常に余裕を持った取引を行うことが恐怖心とうまくつきあっていくためのコツです。

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